変更された主な内容
1.「レセプト抽出」に、「疑い病名しかない患者を抽出する」条件を追加しました。
【具体的な操作方法】
①「レセプト抽出」画面→「新規追加」→「病名抽出条件」の条件3から「疑い病名しかない患者を抽出する」を選択して、「条件登録」をクリックします。
②一覧に表示されるので、チェックをつけたまま「抽出」ボタンをクリックすると対象者が表示されます。
2.起動画面で、マニュアルフォルダを表示いただくために画面左上のロゴマークでは分かりにくいので、「はてな」アイコンを追加しました。
疑問符アイコンをクリックするとマニュアルフォルダが表示されます。
3.「適応症修正」画面において、初期段階で複数病名チェック対象の薬剤はユーザーで修正できませんが、今まで画面上チェックを外したり、グループ数を変更できたりと操作可能だったので、ユーザーに誤解を招かないよう操作できないようにしました。
4.「レセプト抽出」において、向精神薬多剤投与の抽出条件で、平成28年度診療報酬改定に対応して診療年月が平成28年4月以降「3種類以上の抗うつ薬又は3種類以上の抗精神病薬の投薬」した場合に変更しました。
5.「誤判定病名登録」において「ガチフロ点眼液0.3%」の「アレルギー性結膜炎」などのように、初期状態で登録されている病名は削除できませんでしたが、削除できるようになりました。
6.「自動更新」で「プログラム更新」と「マスター更新」が選択できるようになりました。
①プログラム更新とマスター更新(診療行為や医薬品追加)の両方の更新がある場合は以下のように表示されます。
②プログラム更新のみの場合は、以下のように表示されます。
③マスター更新(診療行為や医薬品追加)のみの場合は、自動的に更新されるので、画面表示はありません。
7.「プログラム更新」後、ひとつ前のバージョンに戻すことができるようになりました。
【具体的な操作方法】
①起動後の「メニュー」から「設定」→「データ保守(バックアップと復元)」を選択します。
②「プログラム復元」を選択します。
③確認メッセージで、「はい」を選択します。復元しない場合は「いいえ」で前画面に戻ります
④「OK」を選択します。復元しない場合は「キャンセル」で終了します。
⑤「プログラム復元が終了しました」と表示されたら完了です。
不具合対応
- 「レセプト抽出」の「病名が存在するのに“特定疾患療養管理料”が未算定の場合抽出する」において、抽出ロジックが単月のみ点検となっていましたので、縦覧点検に改修しました。
- 「レセプトチェック」画面で患者保険番号順を追加するにあたり、日医標準レセプトソフト(ORCA)でのみ対応していました患者50音表示できなくなったのを改善しました。
- マスター更新直後、「レセ電ファイル取込」で日医標準レセプトソフト(ORCA)の取込ができず、「ORCAデータベースに接続できません」と表示される現象を改善しました。
- 「グループリスト」画面で不合格となっている患者が、チェックリストを印刷すると、「疑い病名の場合確認する」にチェックを入れた診療行為(検査)が表示されない現象を改善しました。
- 「レセプト抽出」画面で、「指定文字がある継続病名を抽出する」抽出条件で、継続月数未満の病名も赤で表示される不具合を改善しました。上記条件での抽出そのものには問題ありません。