変更された主な内容
(1)「レセプトチェック設定」で、撮影部位と病名漏れのチェックを行えるようにしました。
【具体的な操作方法】
①「初期設定」→「レセプトチェック設定」→「レセプトチェック機能設定」画面で、
「撮影部位の病名チェックする」にチェックを入れて閉じます。
②「レセプトチェック」を実施することで、撮影部位に見合う病名が漏れている場合、不合格となります。
(2)撮影部位と病名漏れのチェックに関連して、部位を登録できるようになりました。
【具体的な操作方法】
①「設定」→「マスター管理」→「部位マスタ管理」画面を表示します。
②下図赤枠欄に追加したい部位を入力し「追加」をクリックします。
③ユーザーが登録した部位を削除するには、左一覧より該当の部位をクリックすると
下図赤枠欄に該当の部位が表示されますので、「削除」をクリックします。
④下図赤枠欄に文字を入力して「検索」をクリックすると該当文字を含む部位が表示されます。
⑤「撮影部位と病名漏れのチェック」で不合格になった患者の部位を表示して登録できます。
(3)グループリスト画面から出力できる「病名禁忌リスト印刷」で患者毎に印刷できるようになりました。
下図赤枠の「患者毎に印刷」にチェックを入れると患者ごとに印刷されます。
(4)「設定」→「適応症修正」画面で、対象診療行為の過去使用患者表示をボタンで操作するよう改修しました。
過去使用患者が多い場合、「適応症修正」画面表示に時間を費やしていたのが改善されています。
(5)「レセプト抽出」のテンプレート設定の「基本診療料」に「地域包括診療加算を算定して脂質異常症、高血圧症、糖尿病、認知症のいずれかの傷病名が2種類未満の場合抽出する」を追加しました。
不具合対応
- 「初期設定」で「拡張漢字対応」にチェックを付け、日レセ(ORCA)から取込を行った場合に、取得できない薬剤がある不具合を改修しました。
- 「初期設定」で、「まるめを除外する」にチェックを入れても、まるめを除外できない不具合を改修しました。
- 「皮膚科特定疾患指導管理料(2)加算が未算定の場合抽出する」の抽出で、16歳未満も抽出される不具合を改修しました。
- 「皮膚科特定疾患指導管理料(2)をアトピー性皮膚炎で16歳未満で算定している場合に抽出する」の抽出で、「アトピー性皮膚炎」のみ対象となっていたのを「全身アトピー性皮膚炎」といった修飾語のある傷病名も対象としました。