Ver 1.1.0 build:053_029 リリースノート

変更された主な内容

1.レセプト抽出で、指定文字がある病名を転帰の有無で抽出できるようになりました。
【具体的な操作】
①レセプト抽出画面から「新規追加」をクリックして「新規条件」画面を表示します。
②「指定文字列がある病名を転帰の有無で抽出する」にチェックを入れます。

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③転帰を選択し、「条件登録」ボタンをクリックします。

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④条件が追加されますので、レセプト抽出を実行します。

 

2.レセプト抽出で、「複合条件」の内容を確認・削除できるようになりました。
【具体的な操作】
①レセプト抽出画面→「新規追加」→「新規条件」画面で、複合条件の項目をダブルクリックします。
②「複合条件詳細」画面が表示されます。

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③「追加」ボタンをクリックすると「複合条件追加」画面が表示されるので、追加したい条件を選択して「OK」(赤枠)をクリックすると追加されます。

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④「削除」ボタンをクリックすると選択された条件を削除するかどうかの確認画面が表示されます。
「はい」をクリックすると削除されます。

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3.クラビット点眼液のように、チェックデータに「結膜炎」があるため、「アレルギー性結膜炎」が合格になってしまう(青枠)といった問題に対応しました。

マスター更新(プログラム更新)後、「適応症修正」画面に「誤判定病名」ボタン(赤枠)が追加されました。
これは、上記のような誤判定に対し、適応症とならない傷病名を登録することで、登録された傷病名が合格対象から除外され、不合格となります。
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【具体的な操作】
①「適応症修正」→「誤判定病名登録」をクリックすると下図のような画面が表示されます。
②マスター更新(プログラム更新)を行うと、「クラビット点眼液0.5%」と「クラビット点眼液1.5%」に自動的に「アレルギー性結膜炎」が登録されます。

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③追加登録する場合、「傷病名欄」に傷病名を入力し、「登録」ボタンをクリックします。
④「レセプトチェックの一覧」から表示される適応症修正画面では、簡単に登録できます。

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(a)Hit病名に表示された傷病名をダブルクリックすると「誤判定病名登録」ボタン下欄に表示されるので、「誤判定病名登録」ボタンをクリックします。
(b)確認メッセージ画面が表示されるので「はい」をクリックします。
(c)「誤判定病名登録」ボタン下欄には、最後に登録した病名が表示されています。

 

不具合対応

  1. 「初期設定」で「拡張漢字対応」にチェックを付け、日レセ(ORCA)から取込を行った場合に、取得できない薬剤がある不具合を改修しました。
  2. 「病名抽出条件」で、指定文字列を含む継続病名の抽出条件と指定文字列を含む病名の転帰の有無で抽出する機能を複合した場合の不具合を改修しました。
  3. 「レセプト抽出」で、一度作成した「複合条件」を削除する際、削除されない場合がある不具合を改修しました。また、詳細画面の表記が複合条件の一部分しか表記されない問題も改善しました。